借りる金額や、どこから借りるのか・・。によって必要になる書類に違いがあるので、どういう場合にどんな書類が必要になるのかを調べてみました。
必ず必要になる書類
お金を借りる時に必ず必要になるのは本人確認書類です。
これは、自分がどこの誰であるのかを証明するための書類で、運転免許証、健康保険証、パスポートなどが一般的です。
どこでいくら借りるにしても、本人確認書類だけは絶対必要なので、事前に準備しておくとスムーズにお金を借りることができますよ。
借りる金額によって必要になる書類
次に必要になってくるのが収入証明書類です。
所得証明書類とも言われており、自分の収入がいくらなのかを証明する書類です。
これは、年収の3分の1迄しかお金を貸してはいけないという総量規制法という法律に基づき、金融会社が借りる人の年収を知るために必要になる書類です。
収入証明書類には、源泉徴収票、確定申告書、給料明細書のどれかを使います。
ですが、収入証明書類は、例えば2~3万円など小額借りる時は不要だったりと、借りる金額によってはいらない場合もあります。
また以下の時は、ほとんどの消費者金融会社で必要になります。
- 借入額が50万円を超えるとき
- 借入額と他社での利用残高の合計が100万円を超えるとき
このどちらかに該当する時は、収入証明書類が必要になります。
逆に言うと、他社に借り入れもなく、借りる金額が50万円以下なら収入証明書類はいらないということになります。
ただし、金融会社によっては借入額が50万円以下であっても収入証明書類が必要なところもありますので、申込時には必要書類の項目をチェックするよう気を付けましょう。
専業主婦(専業主夫)がお金を借りる時に必要な書類
専業主婦(専業主夫)の場合でも配偶者貸付に対応してくれる金融会社であれば、お金を借りる事ができます。
配偶者と合算して二人分の年収の3分の1までの借入れを行うことができます。
この場合は、配偶者の「同意書」、配偶者との婚姻関係を示す書類(住民票又は戸籍抄本。事実上の婚姻関係の場合は、住民票(続柄に、「夫(未届)」、「妻(未届)」など、未届の配偶者である旨の記載があるもの))、一定金額以上の場合は、配偶者の年収を証明する書類を提出する必要があります。
収入の無い専業主婦は、配偶者の方の年収を参考に審査するため、同意書や夫婦関係証明書類が必要となります。
残念ながらCMでおなじみのプロミスなどの大手消費者金融会社では、この配偶者貸付に対応していないので借りることはできませんが、中小金融会社やクレジットカードのキャッシングなら借りれるところもあります。